ホームページとブログ更新の効果はどれくらい?お客様6社の検索データを公開【2026年8月】
「ホームページを作り直したら、ブログを書き続けたら、実際のところどれくらい変わるのか」——ご相談をいただくとき、いちばん知りたいのはここだと思います。
この記事では、私たちが実際に担当している6社について、Google Search Consoleの実測値をそのまま公開します。良い数字だけを選んでいないことが分かるように、対象の選び方と、あえて載せなかった数字とその理由もあわせて書きました。
【続編を公開しました】対象を11社に増やし、期間を入れ替えた第2弾はこちら。伸びをつくっていた検索語も具体的に載せています。
このデータについて
- 出典:Google Search Console(2026年8月上旬に取得)
- 比較した期間:2026年4月6日〜5月3日 と 2026年7月6日〜8月2日 の、それぞれ28日間
- 対象:当社がホームページ制作または記事更新を担当している6社
- 表記:お客様の社名は伏せ、業種と都道府県のみ記載しています
掲載する会社の選び方(4つの条件)
成果として数字を出すからには、その数字が本当に記事やホームページの結果だと言い切れるものだけに絞る必要があります。次の4つをすべて満たす会社に限定しました。
1. リスティング広告を出していないこと
広告を配信しているサイトは、自然検索の伸びをホームページや記事の成果だと言い切れません。今回は、Google広告・Yahoo広告のいずれも配信していないことをアクセス解析で確認できた会社に限りました。
2. 当社が制作または記事更新を担当していること
部分的にしか関わっていない案件は、成果の帰属がはっきりしないため対象外にしています。
3. 比較する両方の期間で、Search Consoleにデータの欠けている日がないこと
Search Consoleは日によって記録が欠けることがあります。記録日数の違う期間を単純に足し算して比べると、増加の倍率が実際より大きく出てしまいます。今回は両方の期間とも28日ぶんすべて記録がある会社だけを対象にしました。
4. 社名での検索ではなく、悩みや業種で調べた検索で伸びていること
社名やサイト名で検索されて増えた数字は、Web施策ではなく知名度や別の要因による可能性があります。指名検索を除いても伸びている会社に絞りました。
クリック数を4社ぶんしか載せていない理由
6社のうち2社は、クリック数の一部が私たち制作側のアクセスでした。記事を確認するときにGoogle検索から辿ってサイトを開くと、そのクリックがSearch Consoleに記録されてしまうためです。
アクセス解析で調べたところ、この2社ではクリックの4割から6割が制作側のアクセスにあたるものでした。したがってこの2社については、表示回数と平均掲載順位だけを掲載し、クリック数は載せていません。表示回数に対する影響は3〜4%にとどまっていたため、表示回数はそのまま使っています。
6社の実測データ
表示回数と平均掲載順位(6社)
「表示回数」は、Google検索の結果にサイトが表示された回数です。
※ 業種は、お客様が特定されないよう大きめの区分にまとめています。地域も伏せています。数字そのものは加工していません。
| 業種 | 表示回数 (4/6〜5/3 → 7/6〜8/2) |
平均掲載順位 |
|---|---|---|
| 美容サロン A | 1,787回 → 71,763回 | 5.4位 → 7.2位 |
| 清掃サービス A | 10,240回 → 26,183回 | 7.5位 → 8.5位 |
| 専門サービス A(士業) | 1,517回 → 5,903回 | 39.6位 → 15.1位 |
| 住まいの設備・工事 B | 15回 → 3,669回 | ―→ 10.1位 |
| 専門サービス B(コンサルティング) | 26回 → 1,908回 | ―→ 8.4位 |
| 清掃サービス B | 0回 → 761回 | ―→ 11.3位 |
下の3社の平均掲載順位に「―」と書いているのは、比較前の期間の表示回数が少なすぎて、順位の前後比較に意味がないためです。表示が15回や26回しかない時点の順位を「〇位から〇位に上がった」と書くのは、数字の使い方として正しくありません。現在の順位だけを記載しています。
クリック数(条件を満たした4社)
| 業種 | 検索からのクリック数 (4/6〜5/3 → 7/6〜8/2) |
|---|---|
| 美容サロン A | 117回 → 1,011回 |
| 清掃サービス A | 163回 → 458回 |
| 専門サービス A(士業) | 48回 → 130回 |
| 住まいの設備・工事 B | 0回 → 51回 |
データから分かる3つのこと
① 効果が出るまでに3〜4ヶ月かかることがある
いちばんお伝えしたいのはこれです。専門サービス B の会社の月ごとの表示回数を並べると、次のようになります。
2月34回 → 3月25回 → 4月28回 → 5月34回 → 6月383回 → 7月1,860回
4ヶ月間、ほとんど動いていません。それが5ヶ月目に一気に跳ねています。住まいの設備・工事 B の会社も、サイトを公開した月の表示回数はわずか2回でしたが、その後は5月305回・6月2,010回・7月3,884回と伸びました。
記事は書いた瞬間に効くものではなく、数ヶ月かけて評価が付いていきます。「3ヶ月やって動かないから意味がない」と判断するのは早すぎる、というのが数字から言えることです。逆に言えば、始めるのが早いほど有利ということでもあります。
② 表示回数が増えると、平均掲載順位は下がって見えることがある
美容サロン A は表示回数が1,787回から71,763回へと大きく増えましたが、平均掲載順位は5.4位から7.2位に「下がって」います。清掃サービス A の会社も7.5位から8.5位です。
これは順位が悪化したのではありません。それまで表示すらされていなかったキーワードで新しく表示されるようになり、その分が平均を押し下げているだけです。一方、専門サービス A の会社は39.6位から15.1位へ上がっています。
平均掲載順位は、それだけを見ても良し悪しを判断できない指標です。表示回数やクリック数と必ずセットで見てください。
③ 伸び方は業種と元の規模でまったく違う
6社を合計すると表示回数は13,585回から110,187回へ、約8倍になります。ただしこの合計値にはあまり意味がありません。美容サロン A の1社だけで、直近の表示回数の約65%を占めているためです。
倍率は、元の数字が小さいほど大きく出ます。表示回数が26回から1,908回になれば73倍ですが、10,240回から26,183回は2.6倍です。後者のほうが増えた実数はずっと多いにもかかわらず、倍率では小さく見えます。
他社の実績で「〇倍になりました」という数字を見かけたときは、元がいくつだったのかを必ず確認してください。倍率だけの表記は、実態より大きく見せることができてしまいます。
6社に共通してやっていること
今回の6社に共通しているのは、次の2点だけです。
- ホームページの制作またはリニューアル
- 記事の継続的な更新(週1回〜週2回のペース)
記事のテーマは、こちらが書きたいことではなく、お客様が困ったときに実際に検索する言葉に寄せています。今回データが伸びた会社では、料金やサービス紹介のページではなく、疑問やトラブルに答える記事が入口になっていました。
地図検索からの集客を狙う場合はMEO対策を組み合わせます。料金は料金プランのページにまとめています。
数字を見るときの注意
- 掲載した数値はSearch Consoleの実測値そのままで、加工や推計はしていません。
- 同じ施策で同じ結果になることを保証するものではありません。業種・地域・競合の状況によって結果は変わります。
- 比較した期間は6社とも同じ2つの28日間で揃えていますが、サイトの公開時期は各社異なるため、立ち上がりの段階には差があります。
- 問い合わせ件数・売上・成約数は掲載していません。お客様の経営数値にあたるためです。
今回のようなデータは、月に1回まとめて公開していく予定です。ご自身のサイトが今どういう状態なのかを知りたい方は、無料相談からお気軽にご連絡ください。Search Consoleの数字を一緒に見ながら、次に何をすべきかをお伝えします。



